
タンク底部に設けたエアスライドキャンバスの布目から吹き出すエアにより粉粒体を流動化させ、タンク中央部の排出口に集める エアスライド方式を採用しています。セメント・フライアッシュなどの流動性が良い粉粒体の排出に適した排出方式です。 タンク構造が一室傾胴型ですから排出バルブの操作が一ヶ所になります。
| 架装シャシ | タンク材質 | 架装形式 | 積載物(比重) | タンク容量 | 
|---|---|---|---|---|
| GVW22t(6×2) | スチール | JA127-18C-S | バラセメント(1.0) | 12.7m3 | 
| GVW22t(6×4) | JA122-18C-S | 12.2m3 | ||
| GVW25t(6×2) | スチール | JA150-18C-S | バラセメント(1.0) | 15.0m3 | 
| GVW25t(6×4) | JA146-18C-S | 14.6m3 | 
                セメント、石灰、炭酸カルシウム、化学薬品などの粉粒体を運ぶトラックです。車に装備したコンプレッサからのエアをタンクに導き、粉粒体と混合してパイプ中を流れやすく(流動化)し、長距離・高所に粉粒体を排出できます。
                エアを利用して排出する粉粒体運搬車をエア車と呼んでいます。
              

タンク上部のマンホールから粉粒体を入れます。

マンホールを閉め、キャンバスの下方よりエアを入れると粉粒体とエアが混合し、流動化状態になるとともにタンク内の圧力も上がります。

バルブを開くと、粉粒体はエアとともに外へ圧送されます。

極東開発の粉粒体運搬車はスクリュコンプレッサを標準採用しています。(写真は撮影用特別塗色)

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