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これまで開発に携わったフックロールは、すべてオーダメイド製品。コンテナも、それを引き上げるキャリアも、一台一台ユーザーニーズに合わせて設計します。その数は年間にキャリア200台、コンテナ400台にのぼります。それほどユーザーのニーズはさまざまで、それらを叶える一つひとつの工夫に設計者の想いが込められています。私の自慢の製品の一つ、可動式ラダーには入社2年目に取り組みました。お客様の要望で、シート台の下にあるタイヤを取りはずしやすくするため、シート上部にあるハシゴが跳ね上がるように設計しました。問題点の抽出や検討、不安要素の確認の大切さを学びました。

入社3年目には、電動モーターを使用した片側幌式(ウイングバン車方式)の90度開閉型天蓋装置を開発。図面でいくら検討を重ねていても、試作品を動かすと想像もしていなかった動きをし、また製作時には誤差が生じ、「現場で考えること」の大切さを実感しました。同じ年に開発した消防用フックロールは新規設計の部分が多く、詳細な検討や強度計算をくり返し、最終的には自分のアイデアを隅々にまで盛り込むことができました。苦労して開発した製品だけに、直接ユーザーから「非常に使いやすくていい」と好評いただけた時は嬉しかったですね。どの製品を開発する場合も、その過程で生じた問題を解決していくことで成長できるのだと思っています。
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